エスプレッソマシンやグラインダーと並んで、カフェの品質と雰囲気を決める重要な要素がドリップ器具やケトルです。特にハンドドリップコーヒーを提供するカフェでは、道具の選択がそのままコーヒーの品質と店舗のイメージに直結します。そんな中で、デザイン性と機能性を高い次元で両立させたブランドとして世界中から注目を集めているのがFellow(フェロー)です。
本記事では、カフェ開業を検討している方に向けて、Fellowの特徴・主要製品・価格帯をわかりやすく解説します。
Fellowとはどんなブランド?
Fellowは、2013年にJake Millerがクラウドファンディングサイトで発表したフレンチプレスを起点に誕生したコーヒー器具ブランドです。プロジェクトの成功を受けて、有名IT企業が集まるサンフランシスコのシリコンバレーを拠点にビジネスをスタートしました。
自分たちを「コーヒーが大好きで、製品デザインに夢中になっているオタク」と称するFellowの製品は、美しさと機能性を追求し尽くした独自のデザインが特徴です。Blue Bottle Coffeeなど世界的に知られるコーヒーブランドともコラボレーションしており、スペシャルティコーヒー業界での注目度は非常に高いブランドです。
国際的なプロダクトデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」も受賞しており、コーヒー器具の枠を超えたプロダクトとして評価されています。日本ではKurasu KyotoやKigu Coffeeなどが正規代理店として展開しています。
主要製品ラインナップ
Stagg EKG / EKG PRO(スタッグ イーケージー)電気ケトル
Fellowの看板製品であり最も広く知られているモデルです。グースネックと呼ばれる細くカーブした注ぎ口により、細く繊細なお湯を正確に注ぐことができます。PID制御による精密な温度管理(57〜100℃を1度単位で設定)、最大60分間の保温HOLDモード、見やすい液晶ディスプレイと温度調節ノブを搭載。プロのバリスタが惚れ込む注ぎ心地と、カウンターに置くだけで様になるスタイリッシュなデザインが特徴です。EKG PROはより高精度な0.5度単位の温度設定が可能です。
Stagg Pour-Over Kettle(スタッグ プアオーバーケトル)
EKG電気ケトルの直火・IH対応版です。容量は1.0Lとたっぷり使えて、電気を使わないためアウトドアや電源のない場所でも活躍します。付属のアナログ温度計で温度管理もできます。価格も電気版より手が届きやすく、ハンドドリップにこだわりたい開業者の入門機としても人気があります。
Stagg Pour-Over Dripper(スタッグ プアオーバードリッパー)
二重構造のステンレスドリッパーです。抽出中はドリッパー内の温度を高く保ち、抽出後は素手で持てる温度まで下がる設計になっています。付属の受け皿はドリッパー置きとして使えるほか、内側の目印を使った簡易計量カップとしても活用できます。使い勝手の良い付属品とともに、機能的なデザインが高く評価されています。
Ode Brew Grinder(オード ブリュー グラインダー)
Fellow初の電動コーヒーグラインダーです。ドリップコーヒー専用に設計されており、均一な粒度で安定した抽出をサポートします。コンパクトなボディと美しいデザインはFellowらしく、カウンターに置いてもインテリアとして機能します。
価格帯の目安
| 製品 | 参考価格(税込) |
|---|---|
| Stagg EKG 電気ケトル(0.9L) | 約2万4千円〜 |
| Stagg EKG PRO 電気ケトル | 約3万円〜 |
| Stagg Pour-Over Kettle(1.0L) | 約1万4千円〜 |
| Stagg Pour-Over Dripper | 約1万5千〜2万円〜 |
| Ode Brew Grinder | 約4万〜6万円〜 |
※価格は販売店・時期によって異なります。日本国内での販売はKurasu KyotoやKigu Coffeeなど正規代理店でご確認ください。
こんな店舗・オーナーにおすすめ
ハンドドリップコーヒーを看板メニューにしたいカフェ
精密な温度管理と安定した注ぎを実現するEKGケトルは、ハンドドリップの品質を高めるのに最適な道具です。
器具もインテリアの一部として見せたいオーナー
レッド・ドット・デザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインは、カウンターに置くだけで空間の洗練度を上げてくれます。
スペシャルティコーヒーにこだわる店舗
Blue Bottle Coffeeとのコラボ実績が示すとおり、スペシャルティコーヒー業界での信頼は高く、品質にこだわる店舗のスタンダードな選択肢です。
コーヒー器具をギフトや物販にしたいオーナー
Fellowの製品はビジュアルが美しく箱も洗練されているため、店舗でのギフト販売や物販にも向いています。
まとめ
Fellowは、2013年にサンフランシスコで誕生した、デザインと機能性を兼ね備えたコーヒー器具ブランドです。「コーヒーオタクが作るコーヒーオタクのための道具」というコンセプトのもと、世界中のスペシャルティコーヒー店やバリスタから愛用されています。
ハンドドリップを軸としたカフェ開業を考えているオーナーや、器具にもこだわりたいという方には、Fellowは非常に魅力的な選択肢です。まずはEKG電気ケトルから試してみてください。
*参考:Kurasu Kyoto、Kigu Coffee(Fellow日本正規代理店)*