Square(スクエア)徹底解説|カフェ開業者が知っておきたいPOSレジ・決済サービスの定番

カフェを開業する際、エスプレッソマシンやグラインダーと並んで重要なのがPOSレジと決済システムです。近年のキャッシュレス化の流れにより、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済への対応は必須となっています。そんな中、小規模カフェから多店舗展開まで幅広く使われているのがSquare(スクエア)です。

本記事では、カフェ開業を検討している方に向けて、Squareの特徴・主要製品・料金体系をわかりやすく解説します。


Squareとはどんなサービス?

Squareは、アメリカのBlock, Inc.(ブロック社、共同創業者:ジャック・ドーシー)が提供するPOSレジ・決済サービスです。2009年にアメリカでサービスを開始し、現在は日本を含む世界各国で展開されています。

Squareの最大の特徴は「初期費用・月額固定費0円でPOSレジが使える」ことです。決済端末の購入費用はかかりますが、POSレジアプリ自体は無料で利用でき、費用は決済時の手数料のみです。在庫管理・スタッフ管理・売上レポートなど店舗運営に必要な機能がすべて含まれています。

カフェ・飲食店向けにはテーブル管理・メニュー一括更新・キッチンディスプレイシステムなど飲食業に特化した機能も充実しており、個人経営の小規模カフェから複数店舗の運営まで幅広く対応しています。


主要製品ラインナップ

Square リーダー(スクエア リーダー)

Squareの最もコンパクトな決済端末です。スマートフォンやタブレットに接続して使うタイプで、タッチ決済・ICカード・PIN決済に対応しています。持ち運びができるため、イベント出店やテイクアウト販売にも便利です。参考価格:4,980円

Square スタンド(スクエア スタンド)

iPadをレジとして使うためのスタンド型端末です。カウンターに設置して使うタイプで、決済機能とPOSレジ機能を一体化できます。カフェのレジカウンターに置くのに向いています。参考価格:29,980円

Square ターミナル(スクエア ターミナル)

レシートプリンター内蔵のオールインワン決済端末です。スマートフォンやタブレットが不要で単体で動作します。コンパクトながらPOSレジ・決済・レシート印刷が1台で完結するため、シンプルな運営を求めるカフェに人気があります。参考価格:39,980円

Square ハンディ(スクエア ハンディ)

2025年7月に発売されたポータブル型オールインワン決済端末です。わずか315gの軽量設計で、注文受付・決済・在庫管理が1台で完結します。テーブルオーダーやテイクアウト対応、バーコードスキャナー・カメラも搭載しており、多機能なハンディ端末として急速に普及しています。参考価格:44,980円

Square レジスター(スクエア レジスター)

Squareのフラッグシップモデルです。専用設計のディスプレイと顧客向けサブディスプレイを搭載した据置型レジで、ハイエンドな店舗運営に向いています。参考価格:99,980円


料金体系

項目料金
POSレジアプリ(フリープラン)無料
対面決済手数料(年間3,000万円未満)3.25%〜
振込手数料無料(三井住友銀行・みずほ銀行)
月額固定費0円(フリープラン)

フリープランで利用できる主な機能:在庫管理・スタッフ管理・顧客管理・売上レポート・オンラインストア連携など。

より高度な機能(キッチンディスプレイシステム複数台・テーブル管理など)が必要な場合は有料のプラスプランがあります。また、年間キャッシュレス決済額が3,000万円以上の事業者向けにはカスタム手数料が適用されるプレミアムプランも用意されています。


カフェ向けの主な機能

テーブル管理
テーブルごとの注文管理ができ、フルサービス型カフェのオペレーションをサポートします。

キッチンディスプレイシステム(KDS)
注文情報をキッチンのディスプレイに自動送信でき、伝票のやりとりが不要になります。オペレーション効率が大幅に改善されます。

オンラインオーダー・テイクアウト対応
オンラインストアを作成し、テイクアウト・デリバリーの注文受付もSquare1つで管理できます。

ロイヤルティプログラム
ポイントカードや特典プログラムを設定でき、リピーター獲得に役立ちます。

売上レポート・分析
時間帯・商品別の売上データをリアルタイムで確認でき、経営判断に活用できます。


こんな店舗・オーナーにおすすめ

開業初期でコストを抑えたいオーナー
初期費用・月額固定費0円でPOSレジとキャッシュレス決済を導入できるため、開業初期の資金を最小限に抑えられます。

キャッシュレス対応をすぐに始めたい店舗
審査承認後、最短当日から決済受付が可能で、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を1つのアカウントで受け付けられます。

イベント出店やキッチンカーも検討しているオーナー
Square リーダーやSquare ハンディはコンパクトで持ち運びが簡単なため、イベント出店や移動販売でも活躍します。

将来的に多店舗展開を考えているオーナー
複数店舗の売上・在庫・スタッフをSquare1つで一元管理でき、freee会計などの会計ソフトとの連携も可能です。


まとめ

Squareは、初期費用・月額固定費0円で始められる、カフェ開業者にとって最も導入しやすいPOSレジ・決済サービスです。シンプルな操作性と豊富な機能、透明な料金体系が多くのカフェオーナーに支持されている理由です。

まずはSquare リーダー(4,980円)から試してみて、店舗が成長したらSquare スタンドやSquare ターミナルにアップグレードするという段階的な導入も可能です。詳細はSquare公式サイト(squareup.com/jp)でご確認ください。


*参考:Square公式サイト(squareup.com/jp)*